酸性かアルカリ性か…
カルシウムは骨や歯に蓄えながら、常に血液を弱アルカリ性に保つ役割を担っています。酸性の肉類を食べても血液が酸性に傾かないのは、身体が不足している分を自然と骨や歯を溶かしてアルカリ元素であるカルシウムを補充しているため。「酸性食品を食べることによって、血液のアルカリ度が不足すれば、アルカリを体内から補充しなければならないが、逆にアルカリ度が足りていれば体内に蓄積される」と言われています。その結果、骨粗しょう症、アレルギー、不眠症、精神病、歯周病などあらゆる病気の原因になってしまいます。酸性の食品はカルシウムを奪う「骨泥棒」とされ、アルカリ性食品を摂取するように言及しています。毎日食べる主食である米を酸性かアルカリ性であるかで、大きな差が出てくるのです。玄米菜食にしたとしても、主食の米が酸性なら食事全体が酸性になります。
水素イオン濃度いわゆるPHとは、食品を燃やして残った灰が、酸性を示すかアルカリ性を示すかでPHを調べられる、食品中に含まれるミネラルの含有量で決まります。カルシウムやマグネシウムなどのアルカリ元素を多く含有している食品はアルカリ性を示します
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元素レベルに見る“酸性とアルカリ性”
そもそも地球は“元素”で構成されています。食物が土の元素を根から吸収し、人間がそれを食物として口から食べ、体内に“元素”を吸収しているのです。そこで重要なのがカルシウムです。特にカルシウムは骨や歯に蓄えながら、常に血液を“弱アルカリ性”に保つ役割を担っています。そんな大切なカルシウムの含有量が普通のお米の2~4倍もあるのが『ピロール米』。もともと火山大国の日本は元素“Ca(カルシウム)”などのアルカリ元素が少ない土壌、そして流れる水はアルカリ元素の少ない「軟水」なのです。つまりこういった土壌、水で育った“米”が酸性となり、結果その土壌で育ったものを口にする日本人の食事が全体として酸性になる原因になっているのです。一方、アルカリ元素の多く含まれた土壌のヨーロッパなどで同じ玄米菜食を行った場合には土壌が違う訳ですから、“元素の含有量”の違いから1年間だけでも大きな開きが出てしまうのです。
アルカリ性への救世主?ピロール農法とは
ミネラル分の宝庫である海洋堆積物などで作るピロール資材を土壌中に投入することで、土壌中に眠っている藍藻(シアノバクテリア)を増殖させる農法です。光合成を行う藍藻が二酸化炭素を吸収し酸素を土の中に生み出し、増えた藻や微生物はビタミンなどの様々な有用な物質を土壌中に供給してくれます。農薬やダイオキシンも分解するので、ピロール農法は農薬等の有害物質は検出されないのです。
約35億年前より土壌中に眠る土着菌・藍藻を増殖させることによって、ミネラル分がキレート化されるため、カルシウム、マグネシウム、亜鉛等を通常よりも20~30%多く吸収した健康作物に育ちます。一般のお米は酸性ですが、ピロール米は弱アルカリ性で、カルシウム、マグネシウム、亜鉛などのミネラル分が2~4倍のお米。動物性食品にしか含まれないビタミンB12を含有するほか、ビタミンB1、ビタミンB2のビタミン類も含まれています。
ピロール米が気になる方へ
骨粗しょう症、アレルギーなど症状が心配…改善してみたいと思われる方は是非試してみて下さい。
お気軽にお問い合わせください。のだや店長がお待ちしております。